福島縣三春瀧櫻 滿開 十二年ぶりのライトアップ 大判寫眞デビュー

 さてやって來ましたるは
福島縣三春町。今年で四囘目。 朝5時に出発して、到着が13時頃。駐車場が爆裂に混んでいて大変な目に遭ひました。
今年は滿開に休日がぶつかった爲、もの凄い人だかりでございました。

 無論近くは込みまくってるので、空いている場所を探してから三脚と大型寫眞機を組み立て始め、準備が整うまで10分。いやぁ大變です。ヒィヒィ言いながら組み立ててると、興味がある方々が寄ってきてじっくり眺められます(^^;;; ああ、この重圧に耐へてこその大判寫眞でせう。

 當日はカンカン照り、しかも冠布といふ「かぶり布」をまだ持ってない状態だったため、いざ瀧櫻に寫眞機を向けても、ファインダーがほとんど見へずピントが判らない。ピントグラスのフードを立て、手で光を覆いながらTOYOのルーペで頑張って覗き、レンズをライズ+シフトして構圖を整へて、ようやく撮らう! といふまでに約一時間(^^;;;

 大判寫眞の定理ですが、一枚當たりの氣合ひの入り方が違ひます。しかも慣れてないのでかかる時間が通常の数倍。これは嚴しい。

 今年は例年行っていない夜間のライトアップを、何と12年ぶりに行ふとの情報を得てをりましたので、フィルムは相反則不軌の少ないVelvia 100Fを準備。夜まで粘って8カット撮影。もうこれだけでヘトヘトです・・・

 * * *

 しかし、帰宅後プロラボから上がってきた現像を見て、その疲れは吹き飛びました。何といふ緻密かつ高精細な描寫!! 何といふ立軆感!!

 ええ、もう小型サイズには戻れない軆になってしまいました(^^)v

 とはいえ、いざBlog用にスキャンしようとして、4×5用のホルダーを探しても無い。何と、我が家のスキャナーEPSON GT-X750がブローニー判までにしか對應してない事に氣づきませんでした。何てこったい! 速攻で賣り捌きました。

 ※追記 新しひGT-X970が我が家に到着したので、ライトボックス上で撮ったiPhoneのヘボい畫像から一部差し替へました。

 
ライズして形を修正しつつ、深いピントでがっつりと。GT-X970でスキャンした畫像へ差し替へました。
(WISTA 45 SP、CM FUJINON CMW 150mm F5.6、FUJICHROME Velvia 100F、F45、1/2秒、C-PL)

 
辺りは暗く、ライトアップが徐々に。ライズ&シフト。
(WISTA 45 SP、CM FUJINON CMW 150mm F5.6、FUJICHROME Velvia 100F、F45、4秒)

 
ライトアップが雄大な瀧櫻を彩る。この高精細さがお見せできないのが辛い!。辺りで大型寫眞機で撮影していた人は居なかったので、貴重な一枚。
(WISTA 45 SP、CM FUJINON CMW 150mm F5.6、FUJICHROME Velvia 100F、F45、8秒、iPhoneで撮影)


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