4×5インスタントフィルムで芍藥・藤・椿 FP-100C45

遂に復活。何となくそんな氣分でWISTAを担ぎ出した。大型寫眞機での撮影である。レンズは2本、150mmと400mm。現狀これだけしか持ってないのでフルセットではある。近々増やす野望を立てている。最近ハッセルをよく使っていたが、やはり大型寫眞機が私には合っていると思い直している所である。

極めて久しくの担ぎ出しであったため、1年以上使ってなかった4×5のインスタントフィルムを使ってみた。全てFP-100C45である。福岡は今日曇りから晴れの間を行ったり來たりであったが、午後は何となく晴れていた。花曇り前後である。

芍藥
(CM FUJINON CM W 150mm F5.6)

防濕庫に放り込んであったため、これでは特に變色等は見られない。白色も良く出る。

藤
(FUJINON T 400mm F8)

調子に乗って藤を撮ってみた。色が變であるが、元々こんな發色であった氣もする。但し、赤方向に轉んでいるため、やはり2年近い放置は良くないのだらう。

實は一枚目を大失敗してしまった。久しく使ってなかったからか、白い紙を引っ張ってもフィルムが出てこなかったので「?」と思ひながらもう一枚白い紙を引っ張ってしまった。これが元兇。2枚グチャグチャになって出てきてしまった。2枚目は見るも無慘な眞っ白けっけ。1枚目も一緒に出てきたがどうも現像液が行き渡ってない模様。ドキドキして規定秒数待ち剥いでみると・・・

椿
(CM FUJINON CM W 150mm F5.6)

こんなのが出てきた。FP-100Cは10枚で4000円くらいなので、大損害である。このカットは6×7のリバーサルでも撮影していたので、まあ良しとしやう。とにかくFP-100C45はコストがかかるため、必殺技に取っておいて、普段はもう少し小さなFP-100Cを使へるやうにPA-145を入手せねばならない。

FP-100C45

今日の溫度は槪ね25℃程度であったため、フィルムを剝がすまでの待ち時間は90秒である。これはフィルムの裏に書いてあるので、それを參照する。現像中は触らずフリフリせず、静かに置いておく。規定秒數に達したら一氣に「えい!」と剝ぐべし剝ぐべし。ベタベタの現像液+紙が殘るので、ちゃんと持ち歸るべし。決して現地に捨てるなど非國民的所作はやってはならない。

フィルムの方は敢へて4×5で撮らず、全て6×7で撮影した。まだ芍藥があまり咲いておらず、本番は來週に持ち越しである。蛇腹を伸ばして氣輕にマイクロ撮影、兩眼での構圖の確認など、大型寫眞機の利點は限りない。今後はやはりメインをこちらにするのが得策であらうと思ふ今日この頃である。

SX-70 ALPHA 1を試寫してみた

 前回の續きですが、SX-70 ALPHA 1を早速試寫してみました。

 Type 600のフィルムを突っ込んで扉を閉じた瞬間に「ギュイー!!」と黒い遮光紙を吐き出して準備OK。ダイアルを回してピントを合わせて、赤いボタンを押すと「パカ、ギュイー!!」と灰色のフィルムが出てきます。待ってると徐々に像が見えてきてハイ出來上がり。本機はType 600(ISO 600)に露出計が合わせてあるカスタム品ですが、正常に動作してくれました。一安心。

 ちなみに現像中はパタパタ振ったらダメださうです。子供の時撮ってもらった折りには「はいパタパタ振って振って!!」と言われたのに〜(-_-;)

 現像された寫眞は正眞正銘、その場の光を感光したままの、レタッチ無しの唯一無二のもの。つまり、寫眞そのものです。これが21世紀の現在、現役で撮れるなんて!! 夢にも思ひませんでした事よ。何といふ贅澤。

 1枚当たり220円くらいとフィルムが高價なので連寫は事實上不可能です。一枚撮るのに命がけ(大袈裟)です。その分、一枚分の重みと滿足感が凄い。寫眞とは昔からこんなもんだったのではと思ひます。失敗寫眞も含めて、大事にとっておく事。遙か未來で改めて見返してみて、その重みに氣付くのでせう。

備忘録

ポラロイド復活記者會見 Part.1

ポラロイド復活會見 Part.2

Polaroid SX-70 ALPHA 1光臨 ポラロイド復活記念

 ポラロイド復活おめでたうございます!! 我が家もこれでReadyであります!!


(HASSELBLAD 503CW+PolaCombi 80/100、Carl Zeiss Planar T* CFE 80mm F2.8+Proxar 2.0、FUJIFILM FP-100C)

 Polaroid SX-70 ALPHA 1。1976年頃から生産されていたモデルで、初代機SX-70にストラップ穴と三脚穴が追加されたモデルであります。このALPHA 1は「銀色+茶皮」といふSX-70を代表するカラーリングの最後期モデルださうで、數が少ないとか。偶然オークションで見つけて・・・頑張って落札致しました。

 しかもこのSX-70、何とType 600のフィルムがそのまま使へるやうに露出計をISO 600に調整してあるカスタム品。通常のSX-70だとType 70のフィルム(ISO 150程度)なので、Type 600のフィルム(サイズは同じ)を強引に突っ込んでも眞っ白けっけに寫ってしまいます。仕方ないのでNDフィルターを付けての撮影を強いられるのですが、畳むたびに付け外しが必要、ファインダーが暗くなるなど、良いこと無し。このカスタム品はNDフィルター無しのファインダーが明るい狀態で撮影可能になってます。しかも分解整備濟み。素晴らしい。皮は新品に張り替えてあり、特に目立った傷もなくピカピカです。

 速攻で発送して頂きましてありがたうございます。そのままでは勿論撮れないので、期限切れの600のフィルムをポパイカメラで入手致しました。

 到着したので寫眞に撮らうと思ったんですが、正眞正銘のポラロイドならばそれ相應の相手が必要だらう、といふ事で、HASSELBLAD+フォトラマFP-100Cでキメてみました。室内燈下なので獨特の色になってます。

  室温20℃なので120秒待って、ペリッと剝いでハイ出來上がり。ちなみに今回はProxar 2.0を使ひました。これについてはまた別記事で。上の畫像は80mm + Proxar 2.0での最短撮影距離です。50cmくらい。

 SX-70ではまだ撮ってませんが愉しみだなぁ。ちなみにこのSX-70のフィルムはペリッと剝がずとも自然に寫眞が出てきます。

 撮るときはもちろん左右逆像。大型寫眞機と同じく、兩眼で構圖をじっくり考へられるところが中判+ウェストレベルファインダーの利點であります。餘談でした。

−*−

 ところでThe Impossible Projectで鋭意復活製造中のものがPolaroidの純正フィルムとして復活する予定は、来年2010年の春。最初にモノクロフィルムが復活との事で、カラーフィルムは秋以降。それまで市場のType 600フィルム(もちろん期限切れ)が底をつくのかもしれず多少不安ではありますが、假に切れたとしても暫しの辛抱です。

 もしThe Impossible Project側で先行販賣してくれれば、まづはそちらを入手してみたいなと考へております。

備忘録

ポラロイド復活、プリンタ一体型デジカメのほかフィルムカメラも投入
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0912/03/news069.html

「花を再度咲かせたい」–ポラロイド復活、9800円のモバイルプリンタも発売
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20404730,00.htm

「ポラロイド」復活“SX-70”も復活へ
http://netafull.net/dcam/032836.html

「ポラロイド」カメラ、10年夏に復活
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20091203-OYT1T01062.htm

學研大人の科學Vol.25 35mm二眼レフカメラを買ってきた

 學研二眼レフカメラ(大人の科學Vol.25 35mm二眼レフカメラ)を買ってきました。通稱Gakkenflex。2,500圓。既に學研の通販では品切れなので、お早めにどうぞ。


(HASSELBLAD 503CW、PolaCombi 80/100、Carl Zeiss Planar T* CFE 80mm F2.8、FUJIFILM FP-400B)

 開けた。結構な量。所要時間約一時間。ドライバー付属なので特に別途購入が必要なのは35mm判フィルムのみ。ISO 400の24枚撮りが推奬ださうです。我が家にはFUJICOLOR 100の24枚撮りとFUJICOLOR X-TRA 400の36枚撮りしか無いので買ってくるであります。


(HASSELBLAD 503CW、PolaCombi 80/100、Carl Zeiss Distagon T* CFi 50mm F4、FUJIFILM FP-400B)

 でけた。やっぱり一時間くらいかかった。35mm判用なので想像以上に小さい。Peakのアナスチグマット4xルーペ竝の大きさであります。中はスカスカなので數十グラムくらいでせうか。

 組み立て時の注意點は、既にお詫びと訂正が公開されていますとおり、バネの表記がAとB、CとDがひっくり返っております。まぁ物理的にハマらないので私も氣付きましたが、ご注意を。また組み立て最終局面では筐體をひん曲げて突っ込む工程があるので、誤って割らないやうにご注意あれ。あと、シャッターはちゃんとパチンと動く事を確認してから組み上げないと、再度バラすはめになるのでお氣をつけ下さいませ。

 さて試寫に行ってくるでござる。

 追記: 作例を掲載しました。

フィルムを月に1本使ふの會 10月度分

 arataさん所で開催されている月1本フィルムを使ふ會、の10月度分を提出致しました。私の分はこちら。

 今回提出の物は、先週末行って參りました同會主催の高尾山撮影會のものを擧げました。紅葉が微妙な感じだったので枚数少なめでしたが、その分氣合いが乘って良い感じでした。

 山中はどこで撮っても大變暗く、しかも曇天のち雨。今回使った低感フィルムだと三脚が無いと無理。概ね1秒〜1/4秒の間の露出を強要されました。大型寫眞機竝の遅さです(^^;;; この會の寫眞については別記事で後ほど。

 今月は120リバーサル5本、120ネガ3本、135リバーサル1本、135ネガ1本、FP-400B5枚でした。今月は4×5を撮れてない事が悔やまれます。來月こそは・・・!!

PolaCombi 80/100 HASSELBLAD+ポラロイド

 前記事のとおりThe Impossible Projectによるポラロイド復活を記念して、我が家でもひとつポラ付いてみよう。なんて思っていた譯でして、目を付けていたHASSELBLAD用のポラバックを入手致しました。

 HASSELBLAD PolaCombi 80/100。一應現行品です。箱付き完品シュリロの証憑き付き。またもやeBayをも超える至上最安値(私レーダー)で確保。有り難うございます。珍しく保証書やら説明書やらまで入ってます。まぁ、中身は單純すぎて必要ないと言ってしまえばそれまでですが。

 感光側。右上の銀のポッチで本體とロックします。SWEDEN製、かと思いきや・・・

 裏側。引き蓋の格納部分が付いてます。これ、ひとつ前のモデルのPolaPlusやPolaBasicだと廃止されていて、引き蓋が引き抜けず途中で止まるやうになっていたみたいなんですが、PolaCombiで復活したやうです。引き蓋がすっぽ抜けないのは一見便利なやうに見えて、鋭い鋼がぷらんぷらん狀態にもなり、實は危險だったりもするんで、私はこちらが正解だと思ひます。

 開いた。傷が多く付いてるので、多分プロカメの方が前オーナーなのでせう。

 ローラー部分を外してみた。ポラバックは一律、この部分が肝です。ここがやられてると、正常に現像できません。やはり澤山使っていた形跡があり、ローラーが現像液のカスでベタベタボロボロでした。竹串と濡らした鼻紙で頑張ってフキフキしたらピカピカになりました。大成功。本體の裏にはなんと、MADE IN UNITED KINGDOMとありました。えーHASSELBLAD SWEDENって表に書いてあったじゃんか〜(←どうでもいいです)

 引き蓋を抜いた。ガラスがあるんですよ。ここが傷ついてると無論正常に撮れません。これは傷ひとつ無くピカピカでした。汚れていたので眼鏡拭きで拭ったら綺麗になりました。

 引き蓋。彎曲しててグニャグニャ(笑) 急いで差したりすると曲がっちゃうんですが、相當使い込んである事が伺へます。これは新品に買い換え決定。もちろん、單品で賣ってます。

 Type 100のポラ、じゃなくてフォトラマ買ってきました。このビックカメラで1590圓。ほんとはFP-100C(ISO 100のカラー)を買いに行ったのに、缺品。しようがないのでISO 400のモノクロFP-400Bを買ってきました。これは近く無くなる予定ださうで、The Impossible Projectによる早期の再開が望まれます。

 ちなみにこのPolaCombi 80/100はその名の通りType 80(正方形)とType 100(長方形)の二種類に對應している珍しいホルダーなので、その先まかり間違ってType 80のフィルムが復活してくれれば、安價に愉しめる可能性もあります。(Type 80の方が面積が小さい分安かったんですよ確か)

 開封。

 パックの腹を押さえないやうにして横を持ちつつ剥き剥き。パックの腹を押さえると、押した場所に謎の心靈が寫ります(その昔のインチキ心靈寫眞僞造の定番だったやうです(笑)

 本體。これをホルダーにはめるだけ。簡單すぎて呆れます。

 黒い臺紙がホルダーの外に出るやうにしてハメ込みます。これは4×5サイズも同じ作法ですね。

 こんな風に、白い引き紙が所定の場所に収まるやうに確認します。

 パチンとはめて完了。

 こんな感じ。白い引き紙が見へてます。

 では一枚目を撮るために黒い臺紙を引っ張ります。ズルズルズル〜

 1の引き紙が見えたら完了。これで撮れます。

 さてHASSEL本體に取り付けてみます。

 通常のバックを外して・・・

 ガチョン。

 前から眺めてみた。何か昔のロボットアニメに出てくるやうな無理矢理風不格好さが男心を擽ります。感じとしては鋼鐵ジーグとかマグネロボガ・キーンとか超人戰隊バラタックみたいな、そんな感じ。

 ファインダーを開けた。これ、PolaCombiがつっかえてフードを跳ね上げる突起に手が入りません。え〜!? 無理矢理横を握って跳ね上げられますが。

 上から見た。全長が短くなって變な感じです。

 で、シャッターを巻き上げやうとクランクを出すと、PolaCombiが邪魔で出ない(涙。何といふ素敵仕様。

 本體からちょっと外してクランクを延ばすと、今度はそれがつっかえてPolaCombiが本體にはまらない。ガーン

 結局クランクは閉じて使へ、といふ事のやうです。まあ、實用上は全く問題有りませんが。

 引き蓋を引いて

 裏に格納して完了。これで撮れます。

 上から見たらこんな感じ。PolaCombiは下に飛び出てない分、邪魔にはならず手持ちでも全く違和感なく使えます。素晴らしい。

 試しに撮ってみた。引き紙をズルズル〜と引いて、

 プチンと切れると感光した紙が。これをゆっくり引っ張ります。

 ゆっくりゆっくり、現像液が染みるやうに一定速度で。

 引き出した。23℃くらいなので、これから20秒程度待ってから、一氣に引っぺがします。ベリッ


(HASSELBLAD 503CW、Carl Zeiss Distagon T* CFi 50mm F4、PolaCombi 80/100、FUJIFILM FP-400B)

 ううむ、桔梗の花を光に當てて撮ったつもりが、花が完全に飛んでいる(爆) モノクロって難しいですね。ちなみにHASSELBLADの印面はこの大きさなんで、これだけしか寫りません。勿體ないですなぁ。無駄の少ない正方形のType 80が復活して欲しいところです。

 といふ事で、我が家でも4×5と2X2でポラ撮り覺悟完了になりました。さぁ、いつでも來いThe Impossible Project!! (^^;;;

ポラロイドフィルム復活の簡易備忘録

 一昨日辺りからポラロイド復活の話が出てますね。來年中頃フィルムと對應カメラを發賣。「ポラロイド」ブランドとしては限定のやうですが。

 どっちにしろThe Impossible Projectが生産するし、その頃にはフィルム自體の流通は復活しているはずなので、一緒でせう。ただ、一般人からすれば「Polaroid」のフィルムが店頭に竝んでいて「復活ポラロイド!」とか書いてあれば「おっ!」と思ふでせうし、その破壊力は素晴らしいものがあります。賣れたら繼續もあるのでせうね。 新生日本ポラロイドも積極的に動いてくれる事を希望してをります。

The Impossible Project Inspires Polaroid To Re-Launch Instant Cameras
http://www.the-impossible-project.com/

THE IMPOSSIBLE PROJECTからのお知らせ
http://blog.goo.ne.jp/savepolaroid_jp/e/0a107c3139adc96988e8967f57604e2e

Polaroidのインスタントカメラが復活 (ITmedia News)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0910/15/news033.html

ポラロイドカメラは来年復活、デジタル版も登場へ (engadget)
http://japanese.engadget.com/2009/10/14/polaroid/

ポラロイド日本法人、MBOへ 破産の親会社から株買い取り (NIKKEI NET)
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20090925AT1D2406U24092009.html

 さて現狀出てる情報を簡單にまとめてみました。記事の公開時期が違ふので、まあ大體って事で。

時期 行事
2010年クリスマス〜初め モノクロType 600(3.1 x 3.1 inch)フィルム・スペクトラ(Type 1200、3.6 x 2.9 inch)フィルム販賣開始予定 (→SAVE PORAROID JAPANThe Impossible Project)
2010年春頃 カラーType 600フィルム・スペクトラフィルム販賣開始予定 (→SAVE PORAROID JAPAN)
2010年中頃 Polaroidブランドのモノクロフィルム・カメラ限定發賣予定 (→本記事)
2010年第三四半期 Type 800(8×10 inch)フィルム (→THE BRITISH JOURNAL OF PHOTOGRAPHY) 
時期未定 Type 100(4.25 x 3.25 inch)フィルム (→SAVE PORAROID JAPAN)

 

 こんなもんでせうか。私としてはType 550(4×5 inch)のフィルムが復活してくれれば、いつ無くなるか分からない富士のFP-100C45に縛られることが無くなるので有り難く存じます(富士は富士でライセンスの問題も複雜に縛りになってる事は承知しております)。また、無用の長物と化してるHASSELBLADのType 80(1/4 x 3 3/8 inch)ホルダーを復活させるためにも、こちらもやって欲しいなぁ。私に出來ることは買って撮る事だけなので、復活した暁にはドンドン使ひたいと考へております。

 ほかに情報有りましたら是非教へて下さいませm(_ _)m

インスタントホルダーPA-45

 今囘大判寫眞を始めるに當たって、これだけは必要と思っていたのがインスタントフィルムです。

 HASSELBLADにもポラロイドバックがあるのですが、6×6センチでは印面が小さくしか映らないので、折角ならば4×5インチの大印面でフルサイズ(余白無し)のやつが良いなぁと思ってをりました。

 銀塩フィルムの弱點は、現像後しか結果を知り得ないといふ面があります。そりゃそれでいいんですが、リバーサルフィルムのシビアな露出や、ファインダーが暗すぎてあんまり見えない大判寫眞機の場合、正確な印像を知るためにもインスタントフィルムは大變有用な道具でございます。

 さてインスタントフィルムと言へば始祖のポラロイド去年12月に破産。フィルム製造も止めてしまいました。なので現状入手可能なのは富士フイルムの「フォトラマ」。大判4×5インチのサイズは、FP-100C45といふモデルです。これを、同じく富士フイルムの出している大型寫眞機用インスタントホルダーPA-45に詰めて完了といふ塩梅です。

 このPA-45、無論まだ新品で賣ってるんですが、ちと高い。ケチケチ大作戰續行で調べたところ、中古ではどこにも無い。新宿中廻りましたが無い。ところが一件だけ箱付きの美品が賣ってありましたのでそこで無事ゲット。このPA-45、單なるプラスチックの箱なんですが、ローラーが肝のやうで、ここがヘタれてると正常に現像できず(現像液が延ばされず)といふ罠が待ち構えております。激安中古の場合、そこら辺をチェックされた方がよろしいでせう。

 それとインスタントカラーフィルムのFP-100C45を入手。これ、一箱4000円くらいするので氣輕に買へないんですが、まあ1枚400円と考へれば(4×5インチのリバーサルフィルム+現像代と比較しても)さほど高くないと考へられます。いや、充分高いですかね(^^;

 さて、ようやく撮影のために必要な機材が揃いました。揃ったのが撮影旅行に出かける前日(^^;;; いやぁ、危ない危ない。

 チェンジバッグでカットフィルムホルダーにフィルムを10枚詰めて、PA-45にインスタントフィルムも詰めました。サブでHASSELBLADとブローニーフィルム5本。これプラス三脚やら露出計やら。クラス最軽量とはいえ、これは重い。WISTA 45 SPに付けるロールフィルムアダプターが欲しい所です。

 これら機材を登山用リュックに詰め込んで、次の早朝から高速で福島縣まで出かけました。つゞく。