サンダーフォースVIクリアしての感想

さて、ひととおり遊び終わったサンダーフォースVIですが、一応日記なので感想をば。

ちなみに私のサンダーフォース歴は初代X1版以来なので、かれこれ何十年ですか? 数えたくないですので数えません。いや、数えると25年くらいですかね? いや実際に触れたのはIIの発売前くらいだったので23年前くらいとしておきましょう(どっちも大して変わらんが一応…)

初代(難しすぎて途中放棄)X1の「ザンダーーブォーーーズ!!」(訛ってます)という音声合成の叫びとかPC-8801mkII版の運動会の音楽とかから始まったこのシリーズですけど、X68000版の美麗なII(遊びたくて指咥えて眺めてました)、出来の悪いIIMD(超期待してたのにこれはガッカリでした)、いきなりメガドライブの救世主となったIII(猿のように遊びました)、究極の2DシューティングのIV(これが最高傑作だと信じて止みませんでした)、そしてサターンで出たV(遊んでないので知らないです)、今回のVIを遊んだ身です。その意見としてお察し下さい。

今回のVIですけど、なかなか良くできてるのではと思います。思いますがどうもやはり3Dの視点切り替えが頻繁に起こって、遊びにくい事ありゃしないです。地形もどこからどこまで当たり判定があるのか分からない。それに、ヒット中の効果表示が赤い効果にプルプル動作、という事に気づくまでしばらくかかりました。IIIみたいに赤い楕円形がバゴバゴ出るのが個人的にはいいんですけど。ダサいですか?

とはいえ、遊んだ感じはII(X68000版)〜IIIに近い感触がしています。最も簡単なKIDSモードで遊ぶと全く面白くないのですが、NORMAL以上で遊ぶ限りは、という条件付きです。これ重要。わたしゃIVまでしかやってなかったので、オーバーウェポン(トライゴンのライトニングソードみたいなやつです)とか知らずに遊んでたんですけど、KIDSやEASYでこのオーバーウェポンを使いまくるとボスがあっという間に死ぬのでちっとも面白くないです。

それよりも、NORMALモード以上で、強いボスとじっくり戦うとIIやIIIのように良い感じです。死んで覚えろと言わんばかりの酷い覚えゲームである事はII以来の伝統(初代は覚えゲーというより運)なので、それが嫌なら遊ばないがよろしいでしょう。そういう観点で見ると、正常進化版というよりはIII当時のゲームの延長上に作った新作レトロゲームという感触が強いです。いや、それはそれで私個人としては慶賀の至りです。そういうのが遊びたかったので。

世界観とかそういうのはあんまり気にしないタイプの私なので、蒟蒻みたいな西夏文字とかウーチェ、ウーチェ、オンデケデケラーとかいう叫びとか、そういうのはどーでも良い(むしろ英語コンプレックスも無いので何語でもいいっす)んで、まあよくまとめたなぁと。いずれにせよ、数年前まで新作は絶望的と言われていた、店を畳んだテクノソフトの新作が遊べるなんて、まあ幸せですよ。わたしゃ。寝る前にもっかいやるか。


KIDSモード・EASYモードの残念な方のエンディング。
敵に説教されて入信を勧められます(謎


ホントのエンディング。


こういうシーンはグラディウス以來全然變わらないけど、
無いなら無いで寂しいです。有った方がようございます。


このエンディングの曲は良いですなぁ。
スタッフロールも残念な方のやつと違い、気合いが入ってます。
ゾルゲール哲氏、お疲れ様でした。
約束通り、買ったよ!!


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