高尾山 フィルムを月に1本使ふの會 第一回オフ會

 今月のフィルムを月1本使ふ會にて、第一回のオフ會が高尾山にてありました。お初にお目にかかる方ばかりでしたが、大變愉しうございました。その後の飲み會では初めてお逢いしたとは思へぬ熱い議論を展開してしまい大変ご迷惑をおかけしました。>皆様

 高尾山は行ったことのない山でして、場所的には激混雜で有名な中央自動車道の小佛トンネルの横辺り。新宿から京王線で50分くらいで行けます。熊本市で云ふと立田山みたいな感じの所でした(謎

 とにかく曇天のち雨。の割に人多し。暗く惡いコンディションでしたが、三脚を持っていった事が功を奏して1秒〜1/4秒の低速シャッターで何とかロールフィルム二本分撮ることができました。紅葉はまだまだで、ごく部分的でした。これからでせうなぁ。


(HASSELBLAD 503CW、Carl Zeiss Distagon T* CFi 50mm F4、FUJICHROME Velvia 100F)


(HASSELBLAD 503CW、Carl Zeiss Distagon T* CFi 50mm F4、FUJICHROME Velvia 100F)


月イチ提出分の人居ない版。露出値をちょっと變へて撮ったので、暗く沈んだ感じ+赤っぽい感じになってます。
(HASSELBLAD 503CW、Carl Zeiss Planar T* CFE 80mm F2.8、FUJICHROME Velvia 100F)

フィルムを月に1本使ふの會 10月度分

 arataさん所で開催されている月1本フィルムを使ふ會、の10月度分を提出致しました。私の分はこちら。

 今回提出の物は、先週末行って參りました同會主催の高尾山撮影會のものを擧げました。紅葉が微妙な感じだったので枚数少なめでしたが、その分氣合いが乘って良い感じでした。

 山中はどこで撮っても大變暗く、しかも曇天のち雨。今回使った低感フィルムだと三脚が無いと無理。概ね1秒〜1/4秒の間の露出を強要されました。大型寫眞機竝の遅さです(^^;;; この會の寫眞については別記事で後ほど。

 今月は120リバーサル5本、120ネガ3本、135リバーサル1本、135ネガ1本、FP-400B5枚でした。今月は4×5を撮れてない事が悔やまれます。來月こそは・・・!!

HASSELBLAD Carl Zeiss Distagon T* CFi 50mm F4 FLE入手

 ずーっと探しておりましたレンズが遂に連休中に入手できました。ブツはまれに見かけたんですが、目玉が飛び出る程の値付けばかりだったので、どうにか安價に入手できないか、と一年程各所で狙いを定めてました。見つけたときは噓かと思いましたが、喜び勇んで35mm判の使ってないレンズやら部品やらを整理致しました。

 HASSELBLAD Carl Zeiss Distagon T* CFi 50mm F4 FLEです。名前長すぎ(笑)。一應現行品のためか、大變綺麗な狀態でした。特に望んだわけでもないんですが、「スターマークはシュリロの証」付き。これを至上最安値(私レーダーで多分)で入手できるとは、世の中何か間違ってます。もっとやれ(^^;;

 HASSELBLADのレンズは初代C (COMPURシャッターの略)、CF(C型+Focal plane對應の謎略)、CFi (CF Improved)/CFE (CF Electrical)と三世代あり、現行品はCFi/CFEとなっております。この三世代めのやつは極めて高額な爲あまり見かけないんですが、シャッターユニットの精度向上や強化、コントラストの向上など改良がなされているため、人氣はあるんでせう。ただ、殘念なことに、絞り輪とシャッター速度輪、被写界深度指標部分、およびレンズ先端のバヨネット部分が強化プラスチックで出來ており、この感触が安っぽいためにブツとしての評判はあまりよろしくありません。が、プラ部品はそこだけで、あとは金属でできております。

 このレンズ、FLE (Floating Lens Element)機構が搭載されていて、近距離撮影時の畫質向上をもたらしてくれるやうです。どこかで旧Cレンズとの比較を見た氣がするのですが(どこでかは失念してしまいましたが・・・)、確かに良くなってるやうに見受けられたので、折角買うならコレだな! と搜し續けておりました。ちなみにこのFLEは第二世代CFタイプの後期型から搭載されているやうです。FLEリングには∞-4m-1.2m-0.8m-0.4mの指標があり、それぞれの距離に應じた値を設定するやうになっています。

 前から。微妙にレンズが前に飛び出てるので、取扱注意でございます。レンズ9枚8群、重量800g。Lens made in Germany。組み立てはスウェーデンでせうか。新品で購入した場合、これにΦ70→Φ60のステップダウンリングが付いてくるやうですが、私のには付いてません。激安だったのでそりゃさうだ。

 さらに殘念なことに、まだ角形の専用フードが未入手なのであります。新品で幾らだらう、と新宿界隈をウロウロしてみましたが、どこも缺品。中古も無し。Webで檢索してもお取り寄せ。ううむ、これは・・・B&Hから輸入するか? とにかくレンズが出っ張ってるので、このまま使う譯にはいかないです。角形フードがあると良いガードになるんですが。

 うちのサブシステムHASSELBLAD。まだレンズ二本しか無いですが、どっちもガラスの塊なので重量だけは凄い(笑)。次はこれにCFi 250mmとCONVERTER 2Xが必要ではと認識しております。我が家ではもはや35mm判のメインシステムF6の稼働率は激減していて、35mm判なんてもうCLASSE Sだけでいいじゃん、といふ酷い扱いになってます。今では4×5がメインの私なのでまぁ、致し方ない事であらう・・・


(HASSELBLAD 503CW、Carl Zeiss Distagon T* CFi 50mm F4、FUJICHROME Velvia 100F)

 作例。さっそくぶら下げて二子の岡本公園民家園に行ってきました。さすが本家最新版CFiカールツァイス、猛烈なコントラストです。この點を嫌って敢へて舊型CFにする方もいらっしゃるやうで。コシナツァイスの場合、寒色系の柔らかいボケが綺麗とかで珍重されておりますし、私も發賣直後から50mm ZFを使っておりますが、本家最新版はあくまで暖色系&解像感重視系。困った事に實物より綺麗に寫るので、猛烈に上手くなった氣が味わへます(笑)

フィルムを月に1本使ふの會 8月度分

ネガの姫路城(提出分) 9月になり今更ではありますが、書くのを忘れてたので一應書きます。

 arataさんのところで開催されておりますフィルムを月に1本使ふの會、8月度分の提出を行いました。今回は夏の歸省時に寄った姫路城でございます。

http://fotologue.jp/tsuki1/#/10476638/10520025

(WISTA 45 SP、CM FUJINON CM Wide 150mm
F5.6、FUJICOLOR PRO160NC)

 今回は珍しくネガフィルム(FUJICOLOR PRO160NC)を使ってみました。ホントはリバーサルのVelvia 100Fを使うつもりだったんですが、用意してきたカットホルダー10枚のうちの8枚に詰めたVelvia 100Fを既に使い盡くしてしまい、法事で使った際に餘っていたPRO160NCを2枚だけ詰めて持ってきていたので、澁々これを使いました。

 ところが現像から上がってきたネガを覽て、あれ、これ相當階調が出てないか? と。うちのスキャナーで反轉處理をしたところ、あれまぁ素晴らしい結果に。階調の出方が明らかにVelvia 100Fと異なり、カリカリのリバーサルに比べてほんわか柔かな感じです。デジカメに毒された眼から見れば物足りない感じがしますが、フィルムならではの良さはかういふ所に出てくるのでせう。

 ネガフィルムはそのまま覽られない所がイマイチなのであまり好ましく思っておりませんでしたが、意外な面を見せつけられて嬉しい限りです。

 8月は4×5判が10枚、120(ブローニー判)が4本、135(35mm判) が2本でした。

 參考までに同場所・同レンズで撮ったブローニー判のリバーサルフィルムで撮ったヤツを。どちらがお好きですか?

リバーサルの姫路城(參考)
(WISTA 45 SP + WISTA roll film adapter 6×7、CM FUJINON CM WIDE 150mm F5.6、FUJICHROME Velvia 100F)

臺場のガンダム撮影(お台場ガンダム)

 熊本歸省の歸り道ですが、東名高速道路の分斷状態を回避して中央道を通って歸宅しました。これはこれで大變だったんですが、やはり迂回迂回で何とか乗り切ることが出來ました。

 さて歸宅後何かやり忘れてる・・・と考えたあと、あゝ、そうそう、と思ひ出して、臺場のフジテレビの横に出來ている期間限定ガンダム1/1モデルを撮りに行くことにしました。

 まあ、臺場のガンダム(「墓場のガンダム」、ではなく「台場のガンダム」の正字體です念のため)は既に撮り盡くされていると言ってもよいくらい、ありふれた被寫體だったり。ので、わざわざ見に行かなくても良いか、なんて思ってました。が、いざ無くなるとなると、まあ一度くらい見ておいても良いだらうか、なんて氣になってきたので、大型寫眞機を担いでエッチラオッチラ行って參りました。保存するなら超高精細な4×5がいいですからね。プラスチッキーな外観がちょっとイマイチでしたので、金属っぽく見える角度と光を探して、こんな感じで撮ってみました。

お台場ガンダム
(WISTA 45SP、CM FUJINON CM Wide 150mm F5.6、FUJICHROME Velvia 100F)

 フィルムをスキャンしてWebに轉載すると、どうしても解像度的に不滿が殘ります。フィルムには各パーツに書いてある文字がバッチリ讀めるくらいの情報が記録されているんですが、これじゃぁ分からんですなぁ。一應、胸の辺りを擴大したヤツを掲載しておきます。ライトボックスの上でルーペで覗くとこんなところまで見えます。

ガンダムの胸の文字
(4800dpi=19129x23929pixelでスキャンして上の寫眞の胸の端っこの部分を切り取ったもの)

 機動戰士ガンダムは初代から最新の00までリアルタイムで見ています。ZZを4話くらいの途中で挫折したとか、ターンエーを10話くらいで挫折したとかいろいろ有りますが(これも後から全話見直しました)。現地で見たガンダムはTVシリーズのコアファイター乗降口から類推してほぼ想像のとおりの大きさで、ああ、こんなもんだよなぁと納得してしまいました。

ガンダムと大型寫眞機
(FUJIFILM KLASSE S、FUJICOLOR SUPERIA X-TRA 400)

 現場ではこんな感じで撮ってたんですが、冠布被ってピント合わせているとやっぱり目立つのか、いろんな方がチラチラと横目で見ながら通り過ぎたり、あからさまに覗いてきたりとか。

 大型寫眞機を使い始めた最初は注目を浴びることが大變恥ずかしいもんでしたが、もう慣れました(笑)。人は多く大變暑かったのですが、比較的のんびりと撮影できました。かういふ場所で大型寫眞機ってのもミスマッチ感炸裂で却って良いものです。

熊本までの道中その2 關門橋

 歸郷までの道のり二日目。前日はやめに到着→姫路城見學してしまった調子に乗って、次の日も姫路城に見學、といふか撮影に出かけてしまった私でした。結局姫路を出發したのが午前11時。

 後は中國地方を進むだけだから樂勝〜♪と思いきや、到着予測時刻をどらぷらで檢索すると、なんと9時間。え、9時間!? よく見ると、中國地方の通過に6時間かかる見通しでして、地圖で見る感覺よりも圧倒的に時間のかかる罠にはまってしまいました。しかも二日目は金曜日なので澁滯が前日よりも多めに發生している模様。回避するために山陽道を避けて中國道から行くことにしました。

 チンタラ走る事6時間。ようやく山口県の端っこの關門海峽まで到着致しました。ゲフぅ

關門橋
(WISTA 45 SP+WISTA Roll Film Adapter 6×7、CM FUJINON CM Wide 150mm F5.6、FUJICHROME Velvia 100F)

 現地では既に夕焼け空。暗くなる直前に慌てて大型寫眞機をセットして数枚撮ることができました。ここは4×5が欲しかったんですがカットホルダーは既に撮影済み。レンズも最短で150mmしか無い狀態なので、6×7で撮ると70mm前後と嚴しい。やっぱりかういふ所では75mmもしくは90mm辺りが欲しいですなぁ。

 ところでこれを撮影している最中に、知らないおじさんが「あれWISTAかな?」とポツリと呟いて後ろを通り過ぎて行きました。こんな所で大型寫眞機愛好家(?)の方にすれ違うとは、何とも奇遇なもんです。

 この先、福岡〜大宰府IC間が土砂災害で通行止めだったため、福岡都市高速經由で熊本に到着したのが9時過ぎ。やっぱり朝早めに出た方が得策だなぁとしみじみ思った次第です。

フィルムを月に1本使ふの會 6月度分

 arataさんの所で開かれている『フィルムを月に1本使ふの會』に參加しました。6月提出分をFotologueに上げましたので、ブローニーの高精細畫像をお樂しみ下さいませ。元々は1200dpiでスキャンしたため2-3000㒼畫素程度でしたが、ちょっとサイズを落として2000×1650で上げております。Fotologueに擴大機能が見つからないのですが、Webブラウザーの大きさを廣げるとよいやうです。

 つい先日までは、CanonのIXY DIGITAL 200に始まりCanon PowerShot G3を経てOLYMPUS E-300、OLYMPUS E-500、OLYMPUS E-1を経由してNikon D2Xsまでどっぷりデジタル生活に浸かっていた私でしたが、その機械の使ひ捨て感覺と寫眞といふ物質の殘らない空虛さ、塗り繪全開の眞贋性欠落ぶりに、ふとした寂寥感を感じてデジタル一眼と對應レンズを全て賣却してしまひ、フィルムに戻った※私です。

 フィルムもスキャナーで量子化すればCGの一種ですが、これは公開のために便宜的にJPEGといふ符号化形式にコピーしただけであり、原本たる寫眞すなはちフィルムは私の手元で美しき輝きを見せております。この冗長さ(といふIT業界用語は嫌ひなのですが)は今の私に必要な「物の重さ」を與へてくれます。仕事柄故の電子まみれの日常から解放され、自身の存在と同一性を確認しつつ右腦を活性化させるには大變良いリハビリテーションでございます。

 

 ※戻りすぎて中判を突き抜けて大型寫眞機まで逝ってしまったのは内緒です(^^;;;;

福島縣三春瀧櫻 滿開 十二年ぶりのライトアップ 大判寫眞デビュー

 さてやって來ましたるは
福島縣三春町。今年で四囘目。 朝5時に出発して、到着が13時頃。駐車場が爆裂に混んでいて大変な目に遭ひました。
今年は滿開に休日がぶつかった爲、もの凄い人だかりでございました。

 無論近くは込みまくってるので、空いている場所を探してから三脚と大型寫眞機を組み立て始め、準備が整うまで10分。いやぁ大變です。ヒィヒィ言いながら組み立ててると、興味がある方々が寄ってきてじっくり眺められます(^^;;; ああ、この重圧に耐へてこその大判寫眞でせう。

 當日はカンカン照り、しかも冠布といふ「かぶり布」をまだ持ってない状態だったため、いざ瀧櫻に寫眞機を向けても、ファインダーがほとんど見へずピントが判らない。ピントグラスのフードを立て、手で光を覆いながらTOYOのルーペで頑張って覗き、レンズをライズ+シフトして構圖を整へて、ようやく撮らう! といふまでに約一時間(^^;;;

 大判寫眞の定理ですが、一枚當たりの氣合ひの入り方が違ひます。しかも慣れてないのでかかる時間が通常の数倍。これは嚴しい。

 今年は例年行っていない夜間のライトアップを、何と12年ぶりに行ふとの情報を得てをりましたので、フィルムは相反則不軌の少ないVelvia 100Fを準備。夜まで粘って8カット撮影。もうこれだけでヘトヘトです・・・

 * * *

 しかし、帰宅後プロラボから上がってきた現像を見て、その疲れは吹き飛びました。何といふ緻密かつ高精細な描寫!! 何といふ立軆感!!

 ええ、もう小型サイズには戻れない軆になってしまいました(^^)v

 とはいえ、いざBlog用にスキャンしようとして、4×5用のホルダーを探しても無い。何と、我が家のスキャナーEPSON GT-X750がブローニー判までにしか對應してない事に氣づきませんでした。何てこったい! 速攻で賣り捌きました。

 ※追記 新しひGT-X970が我が家に到着したので、ライトボックス上で撮ったiPhoneのヘボい畫像から一部差し替へました。

 
ライズして形を修正しつつ、深いピントでがっつりと。GT-X970でスキャンした畫像へ差し替へました。
(WISTA 45 SP、CM FUJINON CMW 150mm F5.6、FUJICHROME Velvia 100F、F45、1/2秒、C-PL)

 
辺りは暗く、ライトアップが徐々に。ライズ&シフト。
(WISTA 45 SP、CM FUJINON CMW 150mm F5.6、FUJICHROME Velvia 100F、F45、4秒)

 
ライトアップが雄大な瀧櫻を彩る。この高精細さがお見せできないのが辛い!。辺りで大型寫眞機で撮影していた人は居なかったので、貴重な一枚。
(WISTA 45 SP、CM FUJINON CMW 150mm F5.6、FUJICHROME Velvia 100F、F45、8秒、iPhoneで撮影)

櫻満開 新宿御苑

 既に一週間前ですが、またもや新宿御苑に野暮用で行って參りました。案の定満開。人混みもそれはもう凄いものでした。

 ついでに寫眞撮ってきたので掲載致します。最近更新鈍いですねぇ >私

HASSELBLAD 503CW、Carl Zeiss Planar T* CFE 80mm F2.8、FUJICHROME Velvia 100F、C-PL、三脚、スポット測光
何となく、これぞ御苑って所で。
(HASSELBLAD 503CW、Carl Zeiss Planar T* CFE 80mm F2.8、FUJICHROME Velvia 100F、C-PL、三脚、スポット測光)

HASSELBLAD 503CW、Carl Zeiss Planar T* CFE 80mm F2.8、FUJICHROME Velvia 100F、C-PL、三脚、スポット測光
美しうございますなぁ。
撮ってたら外人さんに圍まれてしまいました。
(HASSELBLAD 503CW、Carl Zeiss Planar T* CFE 80mm F2.8、FUJICHROME Velvia 100F、C-PL、三脚、スポット測光)

HASSELBLAD 503CW、Carl Zeiss Planar T* CFE 80mm F2.8、FUJICHROME Velvia 100F、C-PL、三脚、スポット測光
櫻と椿。
(HASSELBLAD 503CW、Carl Zeiss Planar T* CFE 80mm F2.8、FUJICHROME Velvia 100F、C-PL、三脚、スポット測光)