長くなったので、振り返りその2、アーケード基板篇、としてまとめました。
去年はKTB-1入手に伴い、アーケード基板にも初挑戦しました。が、様々のものが高騰しているので、ほぼ全て数千円で買えるものばかりです。オリジナル版である事が多い基板に手を出すと、コンシューマー機の移植ものを遊ぶ気力が一気に萎えるくらい、本物には力があります。
まずSEGA SYSTEM Cのコラムス。メガドライブ版とだいぶ違い高品質の音と画面を楽しめます。ただ、大半の人が「メガドラ版は完全移植」であると勘違いしているので、時間を見つけて違いを纏めたいと考えています。
次にMVS。「ネオジオ基板」と書けば良いか。電池が切れてたので半田付けで修理しての利用です。MVSカートリッジも1000円前後の激安のものを多く買いました。もはや高騰著しいNEO GEOカートリッジや、その移植版を買う理由が無くなりました。本物万歳。
メタルスラッグ2と3も来ました。2は処理オチが激しいですが、その分簡単な気がします。改良されたXはさすがに高いですね。未入手です。
初代パズルボブルも我が家に来ました。これは当時結構遊んだので地味に嬉しいです。
餓狼伝説SPECIALはボロボロのを1000円でゲットしたのですが、普通に動きました。MVSカートリッジは丈夫ですね。
最後に1枚だけ高価なものを買ってしまいました。タイトー/東亜プランの名作、TATSUJINです。運良く結構安く買えました。今ではまた更に値上がりしてる模様ですが、そもそもマトモな移植版が出てないので、これぞ買うべき基板の上位にランクする名作かと思います。いや、好きならば、ですけど(笑)。私はTATSUJINがやりたくてメガドライブを買ったのですが、ゲーム性が変わってしまうくらいのアレンジ移植にガッカリした記憶がありまして、やはり本物は良いということで。
そして長年の懸案であった液晶ディスプレイも、IPS史上最速の反応速度と覚しきIO DATAのLCD-RDT272XPBを導入して改善しました。縦画面で使うことを考えると、VA型液晶でないと右目で見たときの色味と左目で見たときの色味が違い、頭が痛くなります。IPSだと概ね同じなので大丈夫です。
RDT272XPBは大変優秀で、ほぼ遅延を感じさせない品質で動いてくれています。これで無理ならブラウン管を導入するしかないと思いますが、今のところ必要性を感じていません。ちなみに縦回転する台座も導入しています。
IO DATAのLCD-RDT272XPBを組み立ててスルーモードでTATSUJINやってみた。明らかに反射避けが簡単になってる。内部遅延0.05フレームは伊達じゃないなぁと。画面も大きくて3:2ブラウン管の25インチよりちょい小さい感じの有効領域かな。やっとまともな環境が揃った pic.twitter.com/V5pcjLqfSP
— 岩崎浩文 / 武者返し.com (@HirofumiIwasaki) 2016年10月8日
マイコンソフトのXRGB-MINI FRAMEMEISTERも我が家に来ました。これでブラウン管に頼らない近代環境が揃いました。
そしてFRAMEMEISTERが来た。これであと10年は戦える ( +・`ω・´) pic.twitter.com/oO8prGCX91
— 岩崎浩文 / 武者返し.com (@HirofumiIwasaki) 2016年6月25日
年末には衝撃のアナウンスもありました。そのFRAMEMEISTERが生産中止になるとのこと。来年一杯くらいまでは買えるようですが。内部で使っているスケーラーチップが廃番になる影響でとのことのようです。欲しい人はすぐ予約を入れて置いた方が良いでしょう。もう数ヶ月先まで一杯とも聞きます。慌ててAmazonの転売ヤーから買うのはやめましょう。
XRGB-MINI FRAMEMEISTER will be discontinued around the end of 2017 or early 2018. Truely unfortunate. https://t.co/sHlOrTOI4I
— 岩崎浩文 / 武者返し.com (@HirofumiIwasaki) 2016年12月1日
SYSTEM C2の初代ぷよぷよも激安入手出来ちゃいました。後期版Rev.Bです。メガドライブ版は前期版Rev.Aをベースに移植されているので、バグ修正版として。アルルのボイスが割れておらず、音楽も止まらず普通に喋ってくれるので遊んでいて大変愉しいです。
家に着いたら初代ぷよぷよRev.B基板が届いてた。この後期版を結構探してたんだけど、一番安いのが全純正で数千円で買えたのは幸運だった。通より対戦が長引かない初代AC版が好きだったりする。ファイヤー、アイスストーム、ダイヤキュート、ばっよえーん、ばっよえーん・・ pic.twitter.com/s5I8UGZdLM
— 岩崎浩文 / 武者返し.com (@HirofumiIwasaki) 2016年10月23日
初代ぷよぷよのアルルの連鎖ボイスがどんなもんだったか、お金入れる前のアドバタイズで聴けるので一応上げときます pic.twitter.com/GvCaallNDw
— 岩崎浩文 / 武者返し.com (@HirofumiIwasaki) 2016年10月23日
NAMCO SYSTEM 12のミスタードリラーも数千円にて。駿河屋のアーケード基板管理のコスト管理徹底力(笑)が分かったのが面白かったのですが、高騰著しいアーケード基板の価格が段々落ち着いてきたのもこちらの影響かとも思いますので、激安品にばかり手を出している私としては特に文句を言う気も無く。本物で安く遊べるのが一番です(笑)
ナムコSYSTEM12基板は初入手。プレステ上位互換らしいが・・・。しかし説明書無しは想定内として、Mak Japanのシールを付けたまま発送してくる駿河屋さんコスト管理徹底しとるなー pic.twitter.com/pdKJpQmvS6
— 岩崎浩文 / 武者返し.com (@HirofumiIwasaki) 2016年9月10日
他にもいろいろあるのですが、まあアーケード基板系のまとめとしてはこの辺りでしょうか。次回はビンテージPC系の修理のまとめを書きます。