大型寫眞機用レンズ CMフジノン CMワイド 150mm F5.6

 さて本体のWISTA 45 SPは無事入手・整備できたものの、肝心のレンズが無い。

 大型カメラのレンズで、ほぼ見た目どおりの畫角は150mm〜210mm辺りと言われております。35mm判の50mm近辺の話です。アレコレ惱んだ結果、實績のある150mm(35mm判換算42mm辺り)に決めました。ちょっと廣角氣味です。大判寫眞は雄大な描寫に優れているし、これ以上の廣角はあまり使わんだらう、といふ算段です。

 次はメーカー。大型カメラ用のレンズメーカー、しかもサポートを考慮しての國産ともなると、概ね以下の選擇枝しかありません。ニコンは既に撤退してをりますので、まあ二つしか無いって所でせうか。

 海外製品を見れば、まだ豊富にあります。

 が、輸入後の價格が異常に高價、メンテナンスが面倒、と色々あり、地産地消を旨とする私はパス。あとはフジノンか、コンゴーか。

 散々惱んだ結果、設計が新しいフジノンレンズのスタンダードシリーズ(CMフジノンシリーズ)にしました。詳しい時期は判らないのですが、發賣當時の書籍等を見る限り、概ね2000年前後にモデルチェンジしているやうです。これの150mm。つまり「CMフジノン CMワイド 150mm F5.6」にすることにしました。

 今囘はケチケチ大作戰に則り(といふか出費を抑える爲に)中古のものを捜索。新宿中駆け廻り、やっとの思いでひとつ見つけました。聞きまわった結果、時節柄大判を始める人が多数(まあ、春なので)で、やっぱり最初に買う事の多い150mmは出てもすぐ賣れてしまう、との事。危ふく入手できない所でした。

 さて、レンズはこれで揃った。次はカットフィルムホルダー。毎年行ってる福島縣の三春町へ三春瀧櫻を見に行く予定だったので、それまでに揃えなければ、と急いでをりました・・・つゞく


投稿日

カテゴリー:

投稿者: