百合を大判で撮る

 先週日曜日ですが、百合が咲いているといふ情報を聞きつけ、久しぶりに昭和記念公園まで行って參りました。

 現場は雨がぽつぽつといふ惡コンディションでしたが、まあ何とか降らない状態まで恢復した爲、さっさと撮影して撤収しました。収穫は4×5の大判が二枚、120の中判を1本。久しぶりにその中の大判のやつを二枚とも掲載致します。

 ちなみにいつも大型寫眞機で撮ってると見物人が寄ってきて見世物大開放状態になるんですが、この時もコンデジ片手のおじさまから話しかけられました。撮ってる操作を見て頂くのは全然構わない(慣れました)のですが、眞後ろに立たれると、ふと振り返った際にもの凄くビックリします(笑)。どうもピントグラスを覗きたいのでせうか、言って貰へると冠布被せて見て貰うんですが、シャイな方が多いですかね? 見かけたときはどうぞ聲を掛けて下さいませ。


 一枚目。Velvia50はハマると素晴らしい階調性と微粒子感を出してくれます。だから止められんのですよなぁ。ただ、もう二段ほど絞った方が良かったなぁ。
(WISTA 45 SP、CM FUJINON CM Wide 150mm F5.6、FUJICHROME Velvia 50、F32、1/2秒)


 これは花の前で入射光で計ったんですが、どうも奥や周辺の葉っぱがドアンダー。スキャン時に少し明るめに出しましたが、今度は調整不能なくらい色轉びが酷い。舊Velviaも含め、Velvia50の弱點でも特徴でもあります。要するに露出をばっちり決めないとボロボロ。しかも、中判のロールフィルムアダプターを使ってアップを撮った直後に4×5でそのまま撮ってしまったため、煽るのを忘れて奥の花にピントが合ってないです。中央の花はいいにしても、これは完全な失敗例ですなぁ。
(WISTA 45 SP、CM FUJINON CM Wide 150mm F5.6、FUJICHROME Velvia 50、F14、1/2秒)


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