牡丹園の枝垂れ櫻 中判の魅力


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福岡の櫻は、熊本市のやうに何でもかんでも染井吉野、といふ譯でも無く、かなりバリエーションが豊富である。木を見ても古くから新しく迄、比較的に八重櫻、枝垂れ櫻、山櫻と豊富であり、色も白から櫻色までかなり選り取り見取りである。何でもかんでもお上の云ふ事に右に倣へな文化である熊本に對して、福岡はどちらかといふと斜に構えるところがあり、ここが櫻の種類についても豊富にある所以であろうと勝手に思っている。

さてこの寫眞は枝垂れ櫻、と云ふ譯でもないのだが、なかなか良い形をした一本であり前から何度も撮影している木である。櫻は櫻色が良い、といふ風潮に對して真っ白な花を咲かせているのであるが、ほんのり紅く染まっている感じが青空に映えるのである。實物を見ると息を飲むくらい綺麗なのであるが、これを表現するには透過光でなければほぼ不可能である。

幸ひにしてリバーサルフィルムは同じく透過光で鑑賞するものであり、私の手元では究極と云へる美しさをライトボックスの上で輝かせている。物として殘る寫眞ならではである。寫眞を眞似た模擬的バーチャルな畫像ファイルでは、私としてはやはりモドキ相當な殘念な滿足度しか味わえない點で「ノー」である。

何故私がデジカメの畫像ファイルを原版として保持するのを毛嫌いするのかと云ふのは樣々理由がありすぎてもはや説明不能なくらいの勢いであるのだが、そのうちの一つの理由がこの「滿足度」である。本氣で撮影に行って、苦勞して得た結果が、コンピューターの畫像ファイルといふのは、私の美學的には全く同意しかねる。苦勞したり愉しんだり、時間を得て獲得するのは、やはりリアルな物であって欲しい。逆に云ふと、リアルな物すなわち寫眞を得るために、私は時間を使ひ趣味にするのだ。バーチャルな畫像ファイルを得るだけの趣味であれば、最初からやってないのである。iPhoneで充分だ。

他にもコストパフォーマンスや永續性などあるが、本筋から外れるのでこのくらいで。

さてこの美しい櫻を寫眞として殘すには、廣角レンズでなければそもそも畫角として入らない。この牡丹園は高臺にあり、下がれる距離もかなり制約がある。人の眼はかなり高機能すぎるので、それ相當の畫角のためには、HASSELBLADであれば50mm以下(35mm判だと28mm〜25mmくらいか)の廣角レンズでなければ入らない。できれば40mmレンズが欲しいのであるが、ほとんど使ふ事がないといふのとやたら高額であるため、現状としてはこの50mmレンズが我が家の最強として君臨している。

私はカメラをどちらかと云ふとただの道具として見ているので撫で回したり自慢したりする趣味はなく、このHASSELBLADもLeicaなどと比較しても作りの良さと云ふものを然程感じる物でもない。もちろん、NikonやCanon等最近のプラスチック玩具風デジカメと比較してもそりゃ金属の完全機械式一眼レフとして良いものである事は間違いない。

ただ、道具としての完成度はやはり相當に高く、スウェーデン人といふか作者のVictor氏の美學といふか、徹頭徹尾實用で一貫したデザインといふのは、使い込むほどに感心する。最初不滿點と思へた数々の部分も、良く良く考へ直すと合理的にデザインされており、もはやこれ以上の中判カメラは今後もこの世に存在しないのではないか、と本氣で思へてくる位納得して使っている。手持ちで振り回す爲に必要な最低限の物を全て兼ね備えており、全てがコンパクトかつ理に叶った設計になっている。

この點はレンズにも當て嵌まり、こちらはドイツの近代レンズメーカーと云ふかレンズ工房といふか、Carl Zeissなのであるが、こちらも國産の小型判に強引にコントラストを付けるため非球面レンズを多用したものと比較しても、レンズ設計で勝負と云はんばかり球面レンズとコーティング技術で直球勝負しているHASSELBLAD用レンズは、圧倒的に自然であり無理がない。それが証拠に、35mm判NIKKORレンズなどで良く出る、強引さの裏返しとして現れる汚い二線ボケやラグビーボールのやうに歪んだ玉ボケ、現實を無視したやうに異常に硬いカリカリの描寫とは無縁である。

最近よく思ふのであるが、35mm判はやはり大伸ばしに對して滿足いく大きさではない、といふ一種當たり前の事實を感じている。元々のロールフィルムの元祖は120ブローニーであったこともさうなのだが、レンズ設計や其の後の紙焼き、フィルムの鑑賞や永續的な保管などで最低限のサイズはブローニーではないだらうか、と考へるやうになってきた。このサイズが最低限、ではなかろうかと。

現實に中判以上のレンズは無理のない設計の物が多いと感じるし、4×5以上のものは小型判とは別次元の滑らかさであるといふのも事實としてある。親指サイズの+αの小さいフォーマットに眞っ當な品質を求めるのは、そもそも無理がありすぎるなぁと思ふ次第でもある。

當たり前であるが、これは單なる趣味人の戯れ言なので本氣で捉えないで欲しいのである。だが、このやうに中判の魅力は實際に使ってみないとなかなか理解できるものでもないだらうとも思ふ。機會があれば是非一度使ってみて欲しいと思ふ次第である。

櫻の福岡城趾


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福岡城は熊本城と異なり、天守閣が殘っていない。そのためちょいと寂しい感じの廣場となっている。天守閣址と思はれる場所はあって展望臺になっているのであるが、さほど大きいものではなく、再建するといいのではないかと思ったりするのである。が、福岡市民の福岡城に對する思い入れは大きい譯でも無さそうで、そのやうな聲は耳にしない。

現状としてはこの寫眞の場所、大手門と幾つかの建物のみが再建されている。幸い周りには櫻が植えられており、この時期の絶好の被寫體となっている。福岡市の特徴としては人が少ないといふものがあり、どこに行っても東京のやうな人出はない。この時もそんなに人は多くなく、ストレスなく撮影が出来た。

さて前回のやうな強烈な蒼を見せたVelvia 100Fであるが、他のコマはこのやうな、どちらかといふとPROVIA 100Fに近い良好な發色を見せている。恐らく色温度が強烈に高い場合や強烈に低い場合などに色が轉びやすい、といふことなのであらう。その點は初代Veiviaも同じであり、高彩色型の制約なのかもしれない。

最近Carl Zeissのレンズに改めて感心している。このマニュアル單焦點レンズDistagon 4/50 CFiも本當に良く寫る。道具としてはコストパフォーマンス最強の部類であらうと思ふのである。

舞鶴公園の櫻 Velvia100Fの癖

先週初め頃の寫眞である。所謂「福岡城趾」たる舞鶴公園の櫻である。現像に出し、歸ってきて、スキャナーで取りこむとこのタイムラグである。寫眞は撮影した瞬間に常に過去を映すものであるため、一週間の間が空くことはさほど痛手ではない。むしろ撮影時の主観が抜けた頃に届く結果に對して、素直に結果を受け止める事ができるのは非常に有利であると感じている次第だ。

午前10時頃だったかであったため、色温度が高く全體的に蒼っぽい寫眞になっている。丁度八分咲きくらいであったため、この日は調子よく120のブローニーフィルムを一氣に4本も撮ってしまった。このやうなことは年に何度あるかといったところである。

ブローニーはフィルムがでかい割に價格が安く、5本パックでも2000円ちょっとで買えるため、非常にお財布にも優しく、しかも高精細で滿足度が極めて高い判だ。コダックのブローニーNo.2以來のロールフィルムの事實上の元祖とも云へるため、最後まで殘るロールフィルムは135判(ライカ判)ではなくこの120判とも云はれているのも頷ける話である。

さて私はいつも富士フイルムのPROVIA 100Fを使っているのであるが、この時は丁度PROVIAが品切れであり、嫁が氣を利かせてVelvia100Fを買ってきてくれたため、しやうがなく使ふことにした。使う段になると「さほど違はないよな」と思ひガンガン使ったのであるが、結果はこの通り。

Velviaシリーズ共通の特徴と云ふか弱點でもあるのだが、順光時の青空が異樣に暗く濃く寫る、といふのがある。Velvia100がこれの代表例でもあるのだが、Velvia50・100・100F三種のなかでも最もPROVIA寄りである100Fでここまでの典型例が出るとは思ってもみなかった。

當然ながら染料を使っているカラーフィルムの色再現にああだこうだ云ふのはどうよ、といふ意見があるのも承知してはいるのだが、ここまで異なる色を出すカラーフィルムといふのもどうよ、と突っ込みたくもなる譯である。そりゃまあ、この大げさな色を好む人が多いのも知ってはいるし、90年代に初代Velviaが出て以來大流行したといふのも知ってるものの、流石にさういふ時代でもなからう、と思ふのである。

勿論これ以外のカットはそれなりに良く撮れており、このやうな例はこの方角で撮ったもののみではあるものの、やはり高精細型カラーリバーサルフィルムの限界といふものも改めて知らしめられた次第である。

ちなみにであるが、元々はどのやうな色だったかといふと、再現は不能ではあるもののLightroom 4でいじくってそれっぽく補正してみた。

福岡の櫻は殆ど散ってしまった。花の命は短いが、其の後からは猛烈な青葉が芽吹いている。

晩秋の阿蘇・其の貮 大觀望

其の壹はこちらへ。

大觀望(Click to large)

其の壹を書いてから暫く經ってしまったのだが、再開。前回は大觀望の展望所から見て左側だったのだが、今回は右側を4×5で。パラグライダーが氣持ち良ささうである。

WISTAで煽ってピントを手前から奥まで全部合わせてみた。絞りはF54程度で、1/15程度だったかと思ふのだが、シャッター速度が遅くてパラグライダーがぶれている。まあ想定通りではある。現場は非常に明るい狀況だったので、フィルムは青っぽくなっているが、色温度が高いのでまあこんなもんであらう。フィルターなんぞ持ってきとらんし。

やっぱり廣角が欲しい。75mm程度(35mm判換算で21mm程度)がいい。WISTAに標準ボードで付くかどうか不明であるが、説明書を見る限りでは何とかなるやうではある。ライズ・フォールしなければ何とかなるだらう。たぶん。

晩秋の阿蘇・其の壹 大觀望

大觀望
(Click to large 2000 pixels width)

先週末であるが、晩秋の阿蘇を堪能しとらんなぁといふ事に氣付き、急遽阿蘇まで高速を飛ばす事にした。折角九州に戻ってきたのであるから、こんくらいは味はっておかんと勿體ないのである。

暫く4×5で撮ってないので、今日こそはとWISTAを持ち出し、予めカットホルダーに詰めて半年間放置されていたVelvia 100Fを10枚持って出發。目指すは外輪山。

大觀望到着したのは晝過ぎ、さほど空氣が澄んでる譯でも無い状態ではあるのだが、ああPLフィルター持ってくれば良かった、と心の中で思ひながらそのまま撮影に。生憎天氣だけは良かった事が救ひである。

かういふ場所では折角なので煽りを使って手前と奥(無限)に同時にピントを合わせる。多少フォールも使っているが、一寸だけ。絞りはF56くらいだったような氣がする。よく憶えるとらんが、別にフォトコンに出す譯でも無いのでどうでも良いのである。

とりあえず4×5であるから、いつもよりもちょっと大きなサイズでアップロードしておく。横2000pixelsなので、最近のデジカメと比較してもめちゃくちゃ大きい譯でも無いが、余裕のある解像が分かるのでは無いだろうか。分からんかなぁ・・・解像度を味わってもらおうと2400dpiでスキャンすると横数万ピクセルになるので、ブラウザークラッシャー(別名:嫌がらせ)と化す。なかなか難しい所である。

無論、本物の4×5フィルムをライトボックス上で鑑賞するのが最上である事は云ふまでもない。

富士フイルムの4×5サイズが20枚入りに

Velvia 100F 4x5

久しぶりに4×5を現像に出し、その歸りにフィルム賣り場に行ってびっくり。富士フイルムの4×5サイズが何と20枚入りになってをるではないか。QuickLoadの話ではない。通常のカットフィルムである。今頃氣付いたと云ふ事は、4×5であんまり撮ってない事がバレバレである。正直濟まん。

これまでは4×5フィルムと云へば10枚入り、なのでカットホルダーを5枚持っていれば10枚チェンジバックでホイホイと入れ替えて完了、であったのだが、これ20枚になったら余るではないか。何といふ事をしてくれたのだ富士フイルム!! あと5枚カットホルダー買うのか!?

でも10枚入りの袋が2つ入っていたらそれはそれでOKである。ので今度買って確認してみる事にした。

さて20枚入りにしたのは一回の購入での單價向上と妙に出來の良い二重箱のコストカットである事は明々白々であるのだが、まあその程度で大型フィルムが生存してくれるのは有り難い事である。がしかし、問題はここから。價格が上がっているではないか。

10枚入りの頃幾らだったのかさっぱり憶えて無いのだが近くにあった空箱を眺めるとヨドバシカメラのタグが・・・「¥3,340」でした。これがヨドバシ博多の窓を覗くと20枚入りで7200円程度。何といふ價格上昇。といふか定價ばいそれ!! Extremely low low pricesじゃなかよ!!

といふ突っ込みはさておいて、これじゃあ納得いかんなぁと檢索してみると、カメラのキタムラのネットショップにて安價に出ているのを發見。會員價格限定ではあるものの、約6500円程度。をを、上のヨドバシ價格よりも安いではないか!!

このキタムラのネットショップは近くのキタムラのお店渡しが可能らしく、送料がケチれるっぽいのも良い。近々試してみる事にするのである。

35mmシステムの有り難さ

寫眞のBlogを分けた事もあるが、これまで雜誌執筆の延長で「ですます調」で書いていたのを、より個人性の高い「だである調」に變へてみた。ご容赦頂きたい。

さてけふは福岡國際マラソンが近所で開催された事もあり、道路狀況があまりよろしくない(通行止めされまくる)ので、ならばとテレビで中継を途中まで見ていたのを切り上げ、平和臺競技場に急行した。昨日は大型寫眞機を担いで阿蘇の外輪山をえっちらおっちら登った事もあり、けふは輕いのがいいなぁと思ひ、暫く使ってなかったM-1のシステムを持ち出す事にした。

OLYMPUS M-1 system

いつもはかういふ場合HASSELBLADのシステムを持ち出すのだが、長焦点距離のレンズをまだ持ち合わせてない事もあるし、何よりそれはそれなりに結構重いといふのもあってパス。とにかく輕く、とにかくチャチャッと撮れる事。F6を持ち出すのも嫌な感じだったので、M-1に登板してもらった。

我が家のM-SYSTEM (OM-SYSTEM)では現在3本のレンズが残存しているが、28mm F2.8、50mm F1.4、90mm F2 MACRO、これとM-1本體の総重量が1kgちょっと。何といふ輕さ。こいつらをLoweproのバッグに突っ込む譯だが、それでもバッグはスカスカ。だいたいこの3本があれば何でも撮れる。欲を言へば180mm F2.8がもう一本あればもっと良いのだが、さうなるともっと重くなる(財布は輕くなる)から先の話である。

最近35mmで撮ってなかったのでフィルムあるか!?と冷蔵庫を覗くと、Velvia 100Fが上手い具合に2本轉がっているではないか。箱を捨ててしまったためいつ買ったのかよく分からんが、まあ良いだらうとチャッチャと詰めて現場へ急行。

福岡國際マラソン

さて平和臺の現場では人もそこそこ(まあ福岡なので)で、先頭の選手が突入してくる3分前くらいに到着。先頭の選手が駆け込んでくるのをのんびりと應援しつつ、動的に合わせるのもダルかったため、90mmを付けて1/250-1/125の置きピンでじゃんじゃん撮る事に。撮れたかどうかは現像が上がってきてからのお樂しみ。

現場で感じたのは「撮りやすさ」。當たり前である。露出計は内蔵していて、輕い。とにかく輕い。三脚含めて7-8kg超の大型寫眞機と比べるのがおかしな話であるが、たった1kgちょっとが筋肉痛の我が身に有り難いのである。これだけで十分なメリットである。

ただ、撮った事の滿足度はやっぱり「感光サイズ相當」。4×5の強大な滿足度に比較しても、ほんのちょっとなのである。フィルム一本分じゃんじゃん撮った割に、どうも滿足しないのだ。これは單に大判ジャンキーであるだけの話かもしれない。が、結果を見てもたぶん釋然としないはずである。どうしても4×5と比較してしまうため、「もっと高精細に寫っててよ!」との心の声が(笑)

とはいえ、この小型のOM-SYSTEMも、久しぶりに使ってみて本當に良くできているものだと再確認できた。現像のあがりを見て、それなりの成果を上げてくれれば、もう一・二本レンズを足してみるのも良いかもしれん。

CAMERA Magazine 13に載りました

何かBlog側に書くのがえらく久しぶりなのですが、月イチ會のarataさんにご紹介頂きまして、CAMERA Magazine 13に投稿してみたところ掲載されてしまいました。

CAMERA Magazine 13http://blog.sideriver.com/camera/2010/08/819no13-9588.html

ええんか、私ので? (´д`;)

特集がライカとハッセルとローライだったので、當然ながらHASSELBLADの枠な譯ですが、何を出そうかと惱むのも面倒だった、といふか時間も無かったので、直前に撮った大濠公園の向日葵のを出してしまいました。

本物はP.071に載ってますので、お暇な居りに眺めてみて下さいませ。

下記寫眞は掲載のモノと別バージョンです。バチャッとシャッターを押した瞬間におばちゃんが自轉車でツイーと(笑) こらこら、そこは歩道だから走っちゃダメよ!!

Summer dandelion in Ohori park

鐵砲百合と紫陽花 – 海の中道海濱公園

 先週ですが海の中道海濱公園へ紫陽花を撮りに行って參りました。現場は全くと言って良いほど人が居らず、大型寫眞機にとっては大變有り難い現場でございました。

 今回も4×5のフィルムは使はず、120のフィルムを使ふことに。コスト的に有り難いとふ話もありますし、それによりじゃんじゃん撮れるといふのもまた良いものです。特に花のアップくらいであれば、壁一面に伸ばすくらいの用途でない限り、6×7で充分であると思っています。

 4×5の場合だと、広大な風景や緻密な描寫を必要とするものの時に必要であるのですが、なかなかさういふ所にお目にかかれないのも殘念ではあります。近くが玄界灘なので、そこを撮れば良いのですが。

 そんなこんなで時間のない中慌ててフィルムを詰めたからでせうか、どうも最初の詰め方を間違へたのか、1枚目が失敗しておりました。途中でぶった切られてる。勿體ない。今後の戒めの爲にも掲載しておきます。

(WISTA 45 SP、Sinar Rollfilm Holder 6×7、CM FUJINON CM Wide 150mm F5.6、FUJICHROME Velvia 100F)

秋の新宿御苑 Sinar Rollfilm Holder 6×7 試寫

 さて前回の續きですが、無事ロシアから届いたSinar Rollfilm Holder 6x7cmがちゃんと寫るかどうか、先週末新宿御苑に行ってきました。ホントはもっと早く行きたかったんですが・・・到着したら既に14時を過ぎており、斜光が凄い&色温度低めになっていたので、チャチャッと撮影は濟ませました。

 久々にWISTAを持ち歩いたのですが、やはり本体重量3kgは重すぎる。手首が痛くなりました。これが8×10なら我慢しますが、このサイズでこの重量ってのは段々腹が立ってきました。

 以前arataさんの所で教へて貰ったChamonixの、4×5サイズ45n-1が段々欲しくなってきました。約1.4kgなので半分以下。8×10は約3.9kgなので倍以上ですが、4×5ならばHASSELBLAD 503CW(1.5kg)よりも輕い!! 木製暗箱の弱點であったベッド部分のたわみも合金製で頑丈さうだし、しかも結構安價だし、本氣で買い換へやうかなと思い始めました。どうやら受注生産らしく、すぐには入手できないのかな?


風が強くて揺れが凄かったんで、撮る直前にシャッター速度を上げて。既に咲き終はりが多うございました。
(WISTA 45 SP + Sinar Rollfilm Holder 6×7、CM FUJINON Wide 150mm F5.6、FUJICHROME Velvia 100F、以下同じ)


苑内では菊祭り。凄い品質の菊がまぁゾロゾロと。菊好きの方は行くべし。夕方だったのでほぼ全部日陰。


菊・菊・菊・・・凄い傳統であります。我が古里由來の肥後菊もあったんですが、フィルム切れ&閉園で撮れませんでした。殘念。