鐵砲百合と紫陽花 – 海の中道海濱公園

 先週ですが海の中道海濱公園へ紫陽花を撮りに行って參りました。現場は全くと言って良いほど人が居らず、大型寫眞機にとっては大變有り難い現場でございました。

 今回も4×5のフィルムは使はず、120のフィルムを使ふことに。コスト的に有り難いとふ話もありますし、それによりじゃんじゃん撮れるといふのもまた良いものです。特に花のアップくらいであれば、壁一面に伸ばすくらいの用途でない限り、6×7で充分であると思っています。

 4×5の場合だと、広大な風景や緻密な描寫を必要とするものの時に必要であるのですが、なかなかさういふ所にお目にかかれないのも殘念ではあります。近くが玄界灘なので、そこを撮れば良いのですが。

 そんなこんなで時間のない中慌ててフィルムを詰めたからでせうか、どうも最初の詰め方を間違へたのか、1枚目が失敗しておりました。途中でぶった切られてる。勿體ない。今後の戒めの爲にも掲載しておきます。

(WISTA 45 SP、Sinar Rollfilm Holder 6×7、CM FUJINON CM Wide 150mm F5.6、FUJICHROME Velvia 100F)

一寸復活

 福岡へ引っ越して早三ヶ月、やっと寫眞を撮れる時間が出來ました。

花
(WISTA45SP、Sinar 67、CM FUJINON CM Wide 150mm F5.6、FUJICHROME ASTIA 100F)

 久々に撮影に出かけました。リハビリにはやはり、最初からガツーンと大型寫眞機で。でも失敗しさうだったので、ここは6×7でまづ(^^;;;。

 下記撮影中ですが、方眼ファインダーが4×5サイズで、その中の銀色の部分が6×7サイズ。小さいですね。まぁ、それでも35mm判より何倍もデカいんですが。フィルムが粒狀性最強のASTIAという所もありますが、やはり大型寫眞機用レンズの獨特の餘裕が嬉しいです。ライトボックス上で最高に輝きます。

撮影中

EPSON PX-5002でA2印刷

 年末年始と大變忙しかったためマトモに更新できなかったのですが、PX-5002の記事を書けずにをりましたので、遅ればせながら掲載します。

 我が家にやってきたA2印刷對應の顔料機であるPX-5002、六切りと四切りの印刷をガンガンやってたのですが、A2の印刷をまだやっておりませんでした。EPSONからはVelvet Fine Art PaperのA2サイズを頂いてゐたので、4×5のフィルムをこいつに印刷してやらう、と。

 今回の生け贄は前々回の月イチ會で提出した4×5のリバーサルフィルムとしました。ちゃんとスキャンしようと思ひ、再度スキャナーGT-X970で2400dpiにてフィルムを縁まで含めてスキャン、9569×11907ピクセル(1億1千萬畫素)のJPEGにしまして、Photoshop Lightroom 2から印刷をかけました。

 ↑これ。

 印刷設定は以前と同様、EPSON機がSnow LeopardのColor Sync未對應のためPhotoshop側のCMSをONにして、Velvet Fine Art Paperのプロファイルを使って印刷しました。

 プリンター本體は棚の上に置いておいたのですが、さすがに紙が天井につっかえて差せないので、床に下ろしてトレイを全開にしました。

 後ろから紙を挿入。でかい。とてつもなくでかい。一般家庭では冗談とも思へる巨大サイズ。

 印刷開始。徐々に出てきます。

 こんな感じ。おお、綺麗に出てる!!

 なかなかのもんです。すげぇ。

 できあがりました。プリンターもデカいが、A2紙も全開にした排紙トレイをはみ出すくらいデカい。本體のデカさもしやうがないと納得のデカさ。

 できあがり。素晴らしい再現です。ライトボックス上で観るリバーサル現物と比較しても遜色ありません。そのまま展覽會に持って行けそうな錯覺に陥ります(^^;;; Velvet Fine Art Paperで印刷した巨大サイズがこんなにも素晴らしい再現性だとは思ひませんでした。テカテカの光澤紙よりも數段高級に見えるのは錯覺でせうか。

 さて、調子に乗ってじゃんじゃん印刷してみたんですが、印刷物をどうやって保存したものか、印刷してみて惱みました。で、探したのがITO-YAのポートフォリオ、ART PORTOFOLIO EVOLUTION (EV-12-18)をヨドバシカメラで入手しました。これ在庫切れのやうで、横浜のお店で殘りを確保してきました。

 これもまた、デカいしお値段もなかなか・・・

 さすがに専用品だけあって、品質はバッチリです。印刷物を詰め込むと凄い重さです。母は持てませんでした(^^;;;

−*−

 A2まで引き延ばした場合、フィルムサイズはどこまで耐へられるのか。結構興味がありましたので、35mm判、6×6判、4×5判と三種類のフィルムサイズをGT-X970の實質最高解像度近辺でスキャンして、そのまま印刷してみました。35mm判はNikon F6とAF-S VRレンズ、6×6判はHASSELBLADとCFi/CFEレンズ、4×5判はFUJINONレンズです。

 スキャン後のサイズは35mm判を3200dpiでスキャンして4594x4923pixels(約2200萬畫素)、6×6判は2400dpiで6985x7081pilels(約5000萬畫素)、4×5判は前述の通り2400dpiで9371x11780pixels(約1億1000萬畫素)です。

 結論。35mm判はダメです。ポヤンポヤンのボロボロ。A2まで伸ばすと解像感の足りなさで泣きさうになります。6×6判でバッチリのバキバキ解像感、4×5は余裕しゃくしゃくA0でもOKですわよ、といふ感じでありました。個人で引き延ばす場合このA2近辺が限界のやうに感じます。ここまでの展示を前提に撮影を行う場合、やはり中判以上のフィルムサイズは必須といふ結論に至りました。Webでこの感じを表現するには不可能なので是非皆様もお店などで見て欲しいところです。

 で、デジカメの場合ですけど、やはりこのサイズだと2000萬畫素オーバー、できれば3000萬畫素以上の解像度が無いとダメだなぁと感じます。例へばヨドバシカメラの新宿西口店では階段にデジカメのフラグシップ機の畫像をA2やA1で印刷したものが飾ってありますが、1000萬畫素級のD3辺りではもうガタガタのピクセルが見へ見へな譯でありまして、2000萬畫素級のD3Xで何とか誤魔化せるか?といふ嚴しい領域です。ここら辺だと3000萬畫素オーバー機がゴロゴロある中判デジタル機(中判デジタルバック)の独壇場ですなぁとつくづく思ひます。

 私自身は寫眞をどちらかといふと心象表現手段ではなく記録手段として使っている身なので、真贋性および解像度はやはり最重要課題であります。少なくとも6×6判以上で撮っておけば、このサイズまで引き延ばしてもギリギリ大丈夫さう、といふ事が分かっただけでも有り難いものです。もちろん、4×5以上、できれば8×10以上が理想ではあります。次はバイテン行きたいなぁ(ぇ

−*−

 さてポートフォリオを持參して年末年始歸郷しまして、家族に見せびらかしました。さすがに誰もそんなデッカい寫眞を間近で見たことが無いだけあって、ウルトラ大好評でありました。大東亞戰直後に初任給でオリンパスフレックスを買った90歳越えの祖父からは「お前は寫眞屋になれ!」と有り難いお言葉を頂きました(笑)。儲かりさうにないので遠慮しておきます(^^;;;

フィルムを月に1本使ふの會 11月度分

 フィルムを月1本使ふの會、11月度分を提出しました。今回は4×5のリバーサルフィルムです。こちらからどうぞ。


(WISTA 45 SP、CM FUJINON CM Wide 150mm F5.6、Kodak E100VS)

 11月の中頃に撮ったやつなのでまだ紅葉が無いです。今日同場所に行ってきましたが、周圍も含めてだいぶ色付いていました。

 一箱1000円で投げ賣りされてたKodakのE100VSの4×5シートフィルムを使ってみました。色味が富士とはやはり違う感じで、ちょっと黄色めであります。これがVelvia 100Fだったらもう少し緑と青が強めかな? あと8枚殘ってるので、早めに使はねば。

 今月はHASSELBLADを集中的に使ひました。大型寫眞機だと三脚必須となり、人混みで撮るのが憚られるので、首都圏で使ふのはなかなか難しいのであります。そんなところはハッセルで手持ち撮影となる譯でして、どうも4×5シートフィルムの消費が思ふやうに進みません。もっと撮りたいであります。

 今月は4×5リバーサルが2枚、120リバーサルが3本、120ネガが11本、135ネガが7本、ポラType 100が1箱でした。

秋の新宿御苑 Sinar Rollfilm Holder 6×7 試寫

 さて前回の續きですが、無事ロシアから届いたSinar Rollfilm Holder 6x7cmがちゃんと寫るかどうか、先週末新宿御苑に行ってきました。ホントはもっと早く行きたかったんですが・・・到着したら既に14時を過ぎており、斜光が凄い&色温度低めになっていたので、チャチャッと撮影は濟ませました。

 久々にWISTAを持ち歩いたのですが、やはり本体重量3kgは重すぎる。手首が痛くなりました。これが8×10なら我慢しますが、このサイズでこの重量ってのは段々腹が立ってきました。

 以前arataさんの所で教へて貰ったChamonixの、4×5サイズ45n-1が段々欲しくなってきました。約1.4kgなので半分以下。8×10は約3.9kgなので倍以上ですが、4×5ならばHASSELBLAD 503CW(1.5kg)よりも輕い!! 木製暗箱の弱點であったベッド部分のたわみも合金製で頑丈さうだし、しかも結構安價だし、本氣で買い換へやうかなと思い始めました。どうやら受注生産らしく、すぐには入手できないのかな?


風が強くて揺れが凄かったんで、撮る直前にシャッター速度を上げて。既に咲き終はりが多うございました。
(WISTA 45 SP + Sinar Rollfilm Holder 6×7、CM FUJINON Wide 150mm F5.6、FUJICHROME Velvia 100F、以下同じ)


苑内では菊祭り。凄い品質の菊がまぁゾロゾロと。菊好きの方は行くべし。夕方だったのでほぼ全部日陰。


菊・菊・菊・・・凄い傳統であります。我が古里由來の肥後菊もあったんですが、フィルム切れ&閉園で撮れませんでした。殘念。

Sinar Rollfilm Holder 6x7cmがロシアから到着

 既にほぼ一月前の話になってしまうのですが、常々欲しかったSinarのロールスライドアダプターSinar Rollfilm Holder 6x7cmをeBayで入手しました。これ、新品で買ふと数十萬圓かかってしまう貴重品なのでありますが、eBayにて國内では絶對に入手不能なくらい安價で落札できました。

 ちなみにSinarので有名なのはSinar Zoom 2といふ6×4.5から6×12まで伸縮自在のものでありますが、これは6×7固定のもの。私は4×5とほぼ同比率の6×7しか使はないので、これで充分であります。

 4×5の大型寫眞機でブローニーフィルムを使ふには、ロールアダプターといふのを追加でハメる必要があるんですが、一般に普及しているホースマンやリンホフ(Super Rollex)やウイスタのものは、グラフロック型になっているため一旦ピントグラスを外してハメる必要があります。これが實に面倒。こんな手順になります。

  1. ピントグラスでピント合わせる
  2. シャッターを閉じて絞り・シャッター速度を合わせる
  3. ピントグラスを外す
  4. ロールフィルムアダプターを付ける
  5. 引き蓋を引く
  6. シャッター
  7. 引き蓋を閉じる
  8. フィルムを巻き上げる
  9. ロールフィルムアダプターを外す
  10. ピントグラスをはめる

 これ、とにかくピントグラスをハメたり外したりと、まぁてんやわんやの大騒ぎでありまして、外したピングラをどこに置くか、なんて所から惱む必要が出てきたりします。

 で、これを解決するには、通常の4×5のカットホルダーと同じやうにピングラの横からスライドインさせるタイプのものを使へば解決。

  1. ピントグラスでピント合わせる
  2. シャッターを閉じて絞り・シャッター速度を合わせる
  3. ロールフィルムアダプターをスライドイン
  4. 引き蓋を引く
  5. シャッター
  6. 引き蓋を閉じる
  7. フィルムを巻き上げる
  8. ロールフィルムアダプターをスライドアウト

 こんな感じで、要するにカットホルダーと(巻き上げ以外は)ほぼ同じ手順になります。なわけですが、このスライドイン型のが數が少ない。調べた限りでは、こんなのがありました。

 あとCambo(Calmet)のがありましたが、えらく評判が惡かったので除外。このうち私の方では最初にTOYOのロールフィルムホルダーのボロボロ中古を超安價で入手したのですが、これの厚みが凄くてWISTA 45 SPに突っ込むとピングラのバネが折れる勢いで、無理に挿入するとパチンとピングラが外れる事が判明。これは使へないので却下。

 次にLinhofのRapid Rollexを買おうと考へたのですが、これ、差し込んだときに印面が左に寄ってしまふといふ致命的な弱點があることが判明。要するにピングラの中央で合わせてもダメって事で、フラストレーション貯まりそうな事間違ひ無しなので却下。

 そして、最後のSinarのやつ。これは上記の問題が解決できさうなのですが、WISTAで試した情報が檢索しても出てこない。ならば私が試してやらう、とeBayを探していたら激安品が出ているではありませんか。早速最低價格で入札したら、そのまま落札できてしまいました。

 我が家に到着したSinar 67。何とロシアから届きました。到着まで約24日。地球一周してやってきました。しかしまぁ、よく届いたもんだ。ロシア語であれこれ書いてありますが、なんのこっちゃらサッパリであります。

 早速我が家のWISTA 45 SPに突っ込んでみました。が、ここで問題發生。

 何と、ピントグラスの枠の指をかける出っ張りの部分と、Sinar 67の盛り上がってる部分(フィルムを格納する場所)が接触。そのため、ロールホルダー本体とピングラの間に∠型の隙間ができてしまいます。しかし、どっちにせよスプリングで押さえられている狀態は變はらず、使用上は全く問題がありません。良かった良かった。

 ピングラを大きめに開いて、Sinar 67を奥まで突っ込むとグラフロック仕様の例の「カクッ」と填る手應へがありますので、それでOKであります。この後試寫してみましたが、光線漏れ等々は一切ありませんでした。

 といふことで、WISTA 45とSinarのロールフィルムアダプターはちょっと條件付きではあるけど使へます、と云ふのが本稿の結論でありました。試寫内容は明日にでも。

※追記: 試寫分を投稿しました。

WISTA 45純正レンズボードを注文してみた

 何となく氣紛れですが、WISTAの純正レンズボードが欲しいなぁ、と常々思っていました。愛用のFUJINON T 400mmを購入時に偶然付いていたWISTA純正のレンズボードには、WISTA 45 SPと同じ格好いい藤の家紋が付いておりました。WISTAのこの紋は我が古里の「ぼした祭り」で局所的に有名な藤崎八幡宮の紋と同じ藤でして、そんなどうでも良い理由からいずれCM FUJINON 150mmの方にも同じやつを付けてやらう、と狙っておりました。

 この家紋ですが、やはりLinhofのマークのパクりだらう、なんて無粋な話もありますが、ややこしい事は間違い無いですな。バッジの位置も色味も同じ。Wikipediaに依れば、WISTAの前のリトレックを作っていた頃の武蔵野光機時代は多分このマークは無かったやうにも思へますので、1972年の初代WISTA 45發賣時に付けたのではと推測されます。文献が無いんでこれ以上は不明でございます。今度機會があったら中の人に聞いてみたいところです。

 で、これを欲しいと思ってWISTAに發注しやうと思ったんですが、たかだかレンズボードに数百圓の送料は勿體ない。といふ譯で、試しに新宿のヨドバシカメラ3Fで注文してみました。「あゝ、できますよ」と賣り場のおじさんの輕い返事から一週間、ようやく届きました。¥3,381圓也。オークションや中古カメラ屋でこれより高い値段でよく賣ってますが、極めて謎です。現行品で取り寄せ可なので素直に新品買いませう。

 開けてみた。「當社レンズボードは精度を高めた平面加工竝びに面出し處置を行ってあります。レンズボードは案外反り易いものです。特にレンズ取付け前に無意味な曲げ操作等絶對避けて下さい。」ださうです。昔そんな事が流行ったんでせうか?

 裏。MADE IN JAPAN。當然です。

 袋から出してみた。紋章が輝かしい。ちなみに紋章は單に貼り付けてあるだけでなく、紋章の形にボードが引っ込んでいて、そこにバッジがハメ込んであります。何といふ無駄な凝った仕上げ。

 裏。綺麗なつや消し處理が行はれてます。さすがは新品。

 さてCM FUJINON 150mmに購入時から付いていたTOYOのレンズボードを外すことにしました。カニ目のレンチが必要ではありますが、専用のTOYOのシャッターレンチを使へば一發です。¥1,000くらい。

 後玉をくるくる回して外したあと、シャッターレンチを當てて「カクッ」と回せばあとは手で回ります。

 左が外したTOYO、右がWISTAのもの。持ってみて分かったんですが、WISTAの方が厚みがあり重いです。

 裏。こちらはほぼ同じ。同じ工場で作ってもらってるのか、「TOYO」「WISTA」と「MADE IN JAPAN」の表記位置まで同じです。ただ、WISTAの方が厚みがあるんですなぁ。あと、WISTAの方には上辺のセンターに引っ込みが付けてあります。

 で、新しいWISTAのボードをCM FUJINON 150mmに付けてみました。ううむ、キまった・・・

 さっそくWISTA 45 SPに付けてみました。これぞ純正仕様。ホントはレンズもCOPALプレスシャッター付のWISTAR-Wを付けるのが正しいんでせうが、わたしゃFUJINONが好きなのでこちらで行きます。ちなみに、手元の今年版カタログを覽る限りでは、COPALプレスシャッター付CM FUJINONも用意されているやうです。やるなWISTA。でもシャッターの最高速が1/125に制限されてしまうので、現狀この組み合わせが私にとっては最良のものと考へております。(ちなみにCM FUJINON 150mm付属COPALシャッターの最高速は1/500です。のんびり走る電車撮るときにはこのくらいは最低欲しいところです)

 こんなことやってる場合があれば外に撮りに行けと云われさうですが、趣味なんだからいいじゃん!! (爆

臺場のガンダム撮影(お台場ガンダム)

 熊本歸省の歸り道ですが、東名高速道路の分斷状態を回避して中央道を通って歸宅しました。これはこれで大變だったんですが、やはり迂回迂回で何とか乗り切ることが出來ました。

 さて歸宅後何かやり忘れてる・・・と考えたあと、あゝ、そうそう、と思ひ出して、臺場のフジテレビの横に出來ている期間限定ガンダム1/1モデルを撮りに行くことにしました。

 まあ、臺場のガンダム(「墓場のガンダム」、ではなく「台場のガンダム」の正字體です念のため)は既に撮り盡くされていると言ってもよいくらい、ありふれた被寫體だったり。ので、わざわざ見に行かなくても良いか、なんて思ってました。が、いざ無くなるとなると、まあ一度くらい見ておいても良いだらうか、なんて氣になってきたので、大型寫眞機を担いでエッチラオッチラ行って參りました。保存するなら超高精細な4×5がいいですからね。プラスチッキーな外観がちょっとイマイチでしたので、金属っぽく見える角度と光を探して、こんな感じで撮ってみました。

お台場ガンダム
(WISTA 45SP、CM FUJINON CM Wide 150mm F5.6、FUJICHROME Velvia 100F)

 フィルムをスキャンしてWebに轉載すると、どうしても解像度的に不滿が殘ります。フィルムには各パーツに書いてある文字がバッチリ讀めるくらいの情報が記録されているんですが、これじゃぁ分からんですなぁ。一應、胸の辺りを擴大したヤツを掲載しておきます。ライトボックスの上でルーペで覗くとこんなところまで見えます。

ガンダムの胸の文字
(4800dpi=19129x23929pixelでスキャンして上の寫眞の胸の端っこの部分を切り取ったもの)

 機動戰士ガンダムは初代から最新の00までリアルタイムで見ています。ZZを4話くらいの途中で挫折したとか、ターンエーを10話くらいで挫折したとかいろいろ有りますが(これも後から全話見直しました)。現地で見たガンダムはTVシリーズのコアファイター乗降口から類推してほぼ想像のとおりの大きさで、ああ、こんなもんだよなぁと納得してしまいました。

ガンダムと大型寫眞機
(FUJIFILM KLASSE S、FUJICOLOR SUPERIA X-TRA 400)

 現場ではこんな感じで撮ってたんですが、冠布被ってピント合わせているとやっぱり目立つのか、いろんな方がチラチラと横目で見ながら通り過ぎたり、あからさまに覗いてきたりとか。

 大型寫眞機を使い始めた最初は注目を浴びることが大變恥ずかしいもんでしたが、もう慣れました(笑)。人は多く大變暑かったのですが、比較的のんびりと撮影できました。かういふ場所で大型寫眞機ってのもミスマッチ感炸裂で却って良いものです。

熊本までの道中その2 關門橋

 歸郷までの道のり二日目。前日はやめに到着→姫路城見學してしまった調子に乗って、次の日も姫路城に見學、といふか撮影に出かけてしまった私でした。結局姫路を出發したのが午前11時。

 後は中國地方を進むだけだから樂勝〜♪と思いきや、到着予測時刻をどらぷらで檢索すると、なんと9時間。え、9時間!? よく見ると、中國地方の通過に6時間かかる見通しでして、地圖で見る感覺よりも圧倒的に時間のかかる罠にはまってしまいました。しかも二日目は金曜日なので澁滯が前日よりも多めに發生している模様。回避するために山陽道を避けて中國道から行くことにしました。

 チンタラ走る事6時間。ようやく山口県の端っこの關門海峽まで到着致しました。ゲフぅ

關門橋
(WISTA 45 SP+WISTA Roll Film Adapter 6×7、CM FUJINON CM Wide 150mm F5.6、FUJICHROME Velvia 100F)

 現地では既に夕焼け空。暗くなる直前に慌てて大型寫眞機をセットして数枚撮ることができました。ここは4×5が欲しかったんですがカットホルダーは既に撮影済み。レンズも最短で150mmしか無い狀態なので、6×7で撮ると70mm前後と嚴しい。やっぱりかういふ所では75mmもしくは90mm辺りが欲しいですなぁ。

 ところでこれを撮影している最中に、知らないおじさんが「あれWISTAかな?」とポツリと呟いて後ろを通り過ぎて行きました。こんな所で大型寫眞機愛好家(?)の方にすれ違うとは、何とも奇遇なもんです。

 この先、福岡〜大宰府IC間が土砂災害で通行止めだったため、福岡都市高速經由で熊本に到着したのが9時過ぎ。やっぱり朝早めに出た方が得策だなぁとしみじみ思った次第です。

百合を大判で撮る

 先週日曜日ですが、百合が咲いているといふ情報を聞きつけ、久しぶりに昭和記念公園まで行って參りました。

 現場は雨がぽつぽつといふ惡コンディションでしたが、まあ何とか降らない状態まで恢復した爲、さっさと撮影して撤収しました。収穫は4×5の大判が二枚、120の中判を1本。久しぶりにその中の大判のやつを二枚とも掲載致します。

 ちなみにいつも大型寫眞機で撮ってると見物人が寄ってきて見世物大開放状態になるんですが、この時もコンデジ片手のおじさまから話しかけられました。撮ってる操作を見て頂くのは全然構わない(慣れました)のですが、眞後ろに立たれると、ふと振り返った際にもの凄くビックリします(笑)。どうもピントグラスを覗きたいのでせうか、言って貰へると冠布被せて見て貰うんですが、シャイな方が多いですかね? 見かけたときはどうぞ聲を掛けて下さいませ。


 一枚目。Velvia50はハマると素晴らしい階調性と微粒子感を出してくれます。だから止められんのですよなぁ。ただ、もう二段ほど絞った方が良かったなぁ。
(WISTA 45 SP、CM FUJINON CM Wide 150mm F5.6、FUJICHROME Velvia 50、F32、1/2秒)


 これは花の前で入射光で計ったんですが、どうも奥や周辺の葉っぱがドアンダー。スキャン時に少し明るめに出しましたが、今度は調整不能なくらい色轉びが酷い。舊Velviaも含め、Velvia50の弱點でも特徴でもあります。要するに露出をばっちり決めないとボロボロ。しかも、中判のロールフィルムアダプターを使ってアップを撮った直後に4×5でそのまま撮ってしまったため、煽るのを忘れて奥の花にピントが合ってないです。中央の花はいいにしても、これは完全な失敗例ですなぁ。
(WISTA 45 SP、CM FUJINON CM Wide 150mm F5.6、FUJICHROME Velvia 50、F14、1/2秒)

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。