撮影に行ったのにフィルムを忘れる→XA大活躍

仕事の合間を縫って藤棚を観に行ったのであるが、うっかりフィルム(ブローニー120のPROVIA 100F)を持って行くのを忘れてしまった。アホである。こういう時に限って、持って行ったのがWISTA望遠セットである。

  • WISTA 45 SP
  • Sinar Roll Film Holder 6×7
  • CM FUJINON W 250mm F6.7
  • FUJINON T 400mm F8
  • SEKONIC L-758D
  • TOYOのルーペ
  • レリーズ
  • 三脚 (SLIKのカーボンのなんか忘れた + ARCA SWISS Z1)

改めて総重量を計ってみたら6.8kg+2.1kg(三脚)=8.9kgであった。クソ重いはずである。

で、フィルムがない。只の鉄とガラスの塊である。

しかし、ビューカメラを持って行く際に必ず持って行くカメラがあった。OLYMPLUS XAである。これは恐ろしく軽いというか200gくらいしかない。大きさもiPhone 4Sより横が短い。黄色の二重像を重ねる距離計付きの立派なレンジファインダー機、精度の良い露出計内蔵、しかも35mmフルサイズ機(笑)である。

本機は2年前に天神の中古カメラ屋に安価にあったものを保護したものである。露出計が当初アンダー気味だったためカラーネガ専用機として適当に使っていたのであるが、使っているうちに改善されてきて、今やSEKONICの露出計とだいたい同じ値を弾き出すまでに改善したため、今年からリバーサル機として大活躍中である。何故改善されたかは謎であるが、結果オーライである。

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クレジットカードサイズを一回りだけ大きくしただけである。ちなみに裏蓋だけは金属であるため、手触りはひんやりして意外にイケる。この点だけはNikon F100よりも上である。

さてこのXAにPROVIA 100Fが入った状態でポケットに入っていたため、全く撮れないという嘆かわしき事態だけは避けることが出来た。幸いターゲットたる藤棚もさほど満開という訳でもなく、フィルムがあったとしても撮らなかったかな、と思えるほどであったため、こちらも結果オーライであった。

いずれにせよ、フィルムは余計に買っておくこと、それと出掛ける前には必ずフィルムを持って行く事をチェックすること、が重要なことであると改めて思い知った次第である。フィルム忘れなくても露出計とかレリーズとかルーペとか忘れるんだけどね・・・

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